レポート概要
レポーター(ニックネーム):はるか
参加した団体名:暮らしの保健室よこはま
訪問した日:11月25日(土)
場所:横浜市神奈川区菅田町2645
活動紹介
大それたことではないけれどちょっと気になることを相談できたり、誰かに聞いてもらいたいことを話せる場として、「暮らしの保健室」は全国各地にある。
そのように、医療職に気軽に相談できる場所として、代表の金子さんが看護の仕事を続ける傍ら立ち上げたのが「暮らしの保健室よこはま」である。
カフェとして「KURIKINDI」が併設されており、誰でも利用可能。
「ちょっとこんなことがあってね」と気軽に利用できる場所になっている。
見学当日も、スタッフや利用している方同士で、「誰かに話してみたい」「聞いてほしい」といった内容の会話が生まれていた
医療職が相談に乗らなくても、利用している方同士で解決することがたくさんある、というのも実はポイントである。
カフェの隣の部屋にはピアノもあり、演奏会を開くこともあるという。
他にも地場産物を使ったイベントなども行っているとのこと。
地域の中のホッとする場所の一つになっている。
感想(見学して気づいたこと、地域活動に活かせそうなこと)
★無理をしないで続けること
1杯のコーヒーで何時間も居られること、それは暮らしの保健室の意義を考えると大切なことである。
もし目的が「カフェ経営」であった場合、カフェ経営が成り立つ立地選びや価格設定でなければならない。
目的を加味すると、無理をしないで続けることは非常に大切である。
場所は自宅を改装して利用。
立ち上げ時は呼びかけに賛同してくれた仲間とともにDIYをしたそう。
金銭面は補助金のほか、オリジナルグッズの売上げ、地域の方からの寄付品を店内バザーとして常設するなどして、活動の費用としている。
ハードの資源がなければ地域の資源を借りてもよい。
あるものを真似てみたり、他の自治体で既にあるものを自分がやってみたりしてもよい。
無理をせず続けられることが、自身の幸せを守り、ひいては皆が幸せであることにつながると感じた。